理系大学ってそもそも

元も子もないことを言うが、私の先輩後輩で彼女がいる人といない人には明確な差がある。

  1. 普段女性との接点があるか

これだけである。

そも私の通っていた学部は女性が1割程度。

そのため出会い自体ない。

なので、彼女がいる人はサークルや別の大学に行った高校の同級生と合コンをして相手を見つけていた。

私?

私は大学6年間、彼女なしで過ごしました。

言い訳するならコロナがあり、オンライン授業の実施やサークル活動の縮小はあった。

また、学部生の頃から「朝日が昇った、大学に行こう」がデフォルトだったため遊ぶ時間はなかった。(言い訳)

20代のリアル

パートナー探しとして、出会い系アプリは大分市民権を得たと思う。

自分の周りでも3名、出会い系アプリで相手を見つけて交際している。

出会い系アプリを使っても彼女が見つからなかった友人は、出会い系アプリについてのスライド資料を作ってゼミ後発表もしていた。

まぁ、これはネタであったがそれが許される程、浸透している。

これはなぜだろうか?

いくつかの仮説が考えられる

  1. SNSの浸透で、見知らぬ人と会う心理的ハードルが下がった
  2. おせっかいな人が減った
  3. 都心に進出する人が増えた

具体的に見ていこう

1. SNSの浸透で、見知らぬ人と会う心理的ハードルが下がった

これは最大の理由だと思う。

ゲームやSNSを通じて知り合い、最初はチャットで会話し、そのままLINEを交換、実際に会った、なんて話には枚挙に遑がない。

自分の周りでは、男性よりも女性の方が顕著である。

これは自分の周りにゲーム好きな女性が多いから、と言うバイアスはあるだろう。

同じゲーム実況者が好きで付き合ったなんて話も聞いたことがある。

自分には理解できない感覚だが、SNS上で会った人とリアルで会うことへの抵抗感は大分減っている。

結果危ない目に会った友人も知っているが、それでもやめられないらしい。

結局、趣味趣向が細分化した現代では、リアルであった人と興味関心が被ることが減っているのではないだろうか?

SNSで好きなアニメやアイドル、ゲームについて感想を言えば、そこで好きな人同士のコミュニティが生まれる。

そのコミュニティ内で会話する中で、惹かれ合い、遊んだり恋人になったりするetc

そのような友人に話を聞くと、本当にいい人に巡り会えた人と、毎回はずれ(DVとか借金するような人)に当たる人もいるそうなので、自己肯定感がめちゃくちゃ重要だな、とは思う。

自己肯定感が低い人ほど、毎回変な人と付き合っている(N = 1の話です)

自分のようにあまり周りに興味がない&SNSに悪いイメージしかない人間には辛い話だ。

2. おせっかいな人が減った

少し年上の方と話すと、2人の間を取り持ってくれる、良い意味でのおせっかいな人がいたように思う。

自分はこのタイプの人の話を聞くのが好きなので、積極的に話している。

しかし、この手の人に巡り会うのは大分難しくなっている印象だ。

一番は過剰な「セクハラ」への危険視がある。

正直、受け手と言い手の関係によってどこまでが冗談でどこからが「セクハラ」と思われるかは異なる。

自分は野球という体育会系で過ごしてきたので、正直セクハラパワハラ耐性はある方だと思う。

要は、その手の会話を重く受け留めず、笑いとして昇華仕切っている。

自分がそういう人間と分かってくれている人は、ある意味辛辣で役にたつアドバイスをくれる。

これが仕事や人生、恋愛でも正直、役に立っている。

周りの人が持っていない先人の知識や経験がタダでもらえるからだ。

おせっかいな人、の力を上手く活かすと、仲人?的なおせっかいや知識の蓄積も早くなる。

3. 都心に進出する人が増えた

大学進学を機に地元を出て、大都市圏に出る人は多い。

その際、新しい関係を築く必要がある。

これに自分のように失敗すると、友人もおらず、結果として恋人もいないことになる。

大学は高校までのように同じメンバーと教室、という空間を共有するわけではないため仲間意識は生まれずらい(と思う)

このような大都市への一極集中が少子化の一端なのかもしれない

終わりに

ここまで、自分に恋人がいないことを他人や環境にせいにしてみた。

自己肯定としてはまずますではなかろうか!!

もし、来年以降大学に進学する方や大学選びをする方はに

  1. 男女比の偏りの少ない大学を選ぶ
  2. サークルに入る

を進めたい。

まぁ、自分の場合人間関係にリソースを割かなかったから研究に邁進できた部分もあるので、無いものねだり感は否めないが。

何に価値を置くか次第なので、各人頑張ってください!

出会い系アプリが市民権を得た理由の考察

著者

semiramisu

公開日

2025 - 03 - 19

ライセンス CC BY-NC-SA 4.0