感想

アナログを使い倒せ

最初から、PCを使わないこと。

この時点でいつもの自分の発表資料作りが良くない、と痛感。

まずは、付箋で伝えたいことを書き出し、グルーピングし、構成を考える必要がある。

アナログの強みである、一覧性を使い潰す必要がある。

プレゼンは配布資料ではない、主体は発表する自分自身で、必要なら配布資料は別に作る！

これは、目から鱗であったし、納得する部分であった。

実体験とも一致した。

大学生活の前半、新型コロナウィルスの影響でオンラン授業となった。

その際、先生方の画面はパワーポイントになった。

殆どのパワーポイントは配布資料も兼ねており、内容を読みさせすれば授業内容が分かった。

あの時は短時間で授業資料を作る必要があったため仕方ないと思うが、今考えるとあまり良い授業とは言えなかった。

生徒として、聞き手として楽しかった、よく授業内容を覚えている先生の授業では、文字だけの配布資料と説明用のパワーポイントは分けられていたことを思い出した。

「今日は緊張していて」「初めてのプレゼンで」などど言った自分についての説明は要らない。

勿論時と場合によるが、聞き手が求めているのは、タメになる情報や新たな発見である。

それなのに、自分語りを始めてしまうのは、緊張をほぐすための自己満足。

発表に限らず、これは自分はこれを行なってしまう傾向にある。

繰り返すが、有用な場合もあるが、不要な時もあることをよく考えておく必要がある。

自分の国際会議のプレゼン資料やゼミ発表資料の多くが、文字ばかりの見づらい資料だったなと反省しきり。

大学院紹介、などのフランクな場合には図表のみでテキストなし、のこの本で紹介されているようなレイアウトができていた。

今後MLDSでデータを使って新規事業提案や改善を行う際には、以下にデータから得られた結果を上司に説明するのか？

マネージャー層はミーティングが多い中で自分の調査内容や成果を理解してもらうための発表資料作りに活かしたい。

この本が図書館からの借りたものだが、購入を検討したい。