AIでお役御免になれるか
今更ながら、O’Reillyの記事「The End of Programming as We Know It」を読みました。
これは生成AIやLLMを活用したIDEの登場によってプログラマがどう変わっていくかについて書かれた記事です。
この中で、エンジニアの仕事内容が変わっていく可能性について言及されています
特に興味深かったのは、以下の2点です。
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利用者による違い
シニアエンジニアはAIを使って魔法のようにコードを生み出す。一方で、ジュニアエンジニアは盲目的にAI出力を信じてしまう -
展望予想の方法 この中で、AI発展におけるエンジニアの今後について、過去のプログラミングの進化を元に予想している
今思えば、最初に家庭用PCが登場した際やスマートフォンが登場したい際、「こんなおもちゃで何ができる?」であったり「こんなものを使う人がいるのか?」という意見もあったように思います
今もエンジニア界隈ではAIは欠かせない存在になっていますが、一般社会でAIを使っている人は少ない印象です
非IT系の友人にはLLMの種類(ChatGPTやgemini)を知らない人も多い
となると、これからますます便利になるAIを使うことで、これまでとは異なる仕事の方法が生まれるのではないか?
実際本書の中でも、「新しい知識を学ばない頑固な人がおいていかれる」(意訳)と書かれています
自分でAIを触ったり税制を学ぶと人を雇うコストよりもAIを使ったほうがコストが下がるのではないかと感じる部分もあります
そうなると、以下に自分が行いたいタスクを決め、AIに任せ、その出力を手直す能力をつけるかが鍵になりそうです
ひとまず、いくらか課金してAIを使ってPDCAを回してみようと思います
まとめ
AIの進化は止まらないと思います
この中で自分たちでAIを作るよりも、その上で動くアプリケーション開発に進んだほうが良いようにも思います
また、スピードが上がるだけで、全く異なる体験ができるまではまだ距離がありそうです
今までの延長線上にない体験をどうやったらできるか考えたい